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ESPTIGER マウスソール

ESPTIGERのマウスソールは、数種類の滑走タイプに加え、あらゆるマウスに対応フィットする形状のソールで100以上のバリエーションを販売しているメーカーです。

素材による滑りの違い

ESPTIGER製品の滑走素材は3種のタイプに分かれています。

Arc (Arc1とも記載)

Arcはグレーのソールで、高純度PTFEによる速い滑走と、2セット入りというコスト面でも優れる最もスタンダードな製品です。
滑走素材自体は乳白色ですが、プライマー処理および接着剤によって粘着面がグレーとなって透けるためこの色に見えます。

Arc2

Arc2は真っ白なソールで、滑走はPTFEにしては遅めですが、摩耗がしにくく交換頻度を下げられます。
Arc1と同価格ですが1パック1セット入りです。
マウスメーカー各社の純正ソールで似たような素材を見受けられます。

ICE

ICEは最も滑る純PTFEのソールです。
純PTFEは素材特性として摩耗しやすいため、交換頻度は高くなります。

白パッケージ後期からICEの一部のバリエーションにてマイナーチェンジとして粘着面に補強材が入り、マウスパッドとの接触が向上しました。
その後、補強材に加え、パッケージが黒いものに変更され、マニュアルが同梱されるようになったv2パッケージが登場しています。

マウスソールの形状について

マウスによって、半月状の細い長いソールを上下に貼り付けるものや、4点に三角形や扇状のソールを貼り付けるものなど、あらゆるパターンがあります。

これらはメーカーがある程度ユーザーの使用状況を想定して設計しており、上下に貼るタイプではマウス移動のX軸方向の抵抗に比べてY軸方向の抵抗を大きくする目的があります。
タクティカルシューター系のゲームではプリエイムやヘッドラインを意識したエイムに適するようにX軸方向での視点移動中にY軸方向のブレを軽減する目的があると推察できます。

近年のバトルロワイアル系のゲームでは、上下方向の視線移動があるため、これに適する設計ではマウスソールを4点に配置し、X軸方向とY軸方向で抵抗差が大きくなりすぎないように設計しているものと思われます。

これらはあくまで”慣れ”の問題でもあるため、前述の内容に沿っていなくても全く問題はなく、結果的に快適にエイムができることが重要です。
マウスソールはマウスパッドとの相性やプレイスタイル、経験(慣れ)に対して、滑りや形状で感覚を調整できる”オプション”です。
完全な最適解は存在しないため、好みで選択するものと考えて差支えないでしょう。

ESPTIGERでは、マウスのメーカー設計に合わせた「底面にフィットする形状」のマウスソールのほかにも、汎用的に使えるものとして直径約6mmの丸型ソールも販売しています。
これは、素材による滑りの違いに加えて、貼り付ける個数や位置などかなりの調整幅がある製品になります。

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