ROCCAT Kone Pure Ultraレビュー(執筆中)

  • HID-Labs 

今回当レビューのために、ROCCAT製品日本国内正規代理店 株式会社サイズ様からROCCAT Kone Pure ULTRAをご提供をいただきました。

ROCCAT Koneシリーズについて

ROCCAT社のKoneシリーズは2009年に発売されてから何度もモデルチェンジを重ねてきた人気のシリーズです。
形状は左右非対称型の右手専用のマウスで、形状から得られる独特のグリップ感があります。

そしてKone PureシリーズはKoneシリーズから派生した小型/軽量バリエーションになっており、元々のKoneシリーズの形状はKone EMPとして現在でも販売されています。

2013年にKone Pureシリーズが販売されてから形状はずっと変わっておらず、現在でも同じです。
長年変わらずに支持を得ているKone PureシリーズはROCCAT社の代名詞的存在ではないでしょうか。

Kone Pure ULTRA

公式サイト

スペック

ボタン数7ボタン
メインボタンスイッチOMRON CHINA D2FC-F-K(50M)-RT
センサーOwl-Eye 16K
最大DPI16000dpi
最大加速度50G
ポーリングレート1000Hz
オンボードメモリ512KB
重量66g (Ash Black) / 66.5g (Arctic White)
寸法 (高さ × 幅 × 長さ)39mm × 70mm × 115mm
プロセッサARM Cortex-M0 48MHz
ソフトウェア ROCCAT SWARM

概略

Kone Pure ULTRAではKone Pure Owl-Eyeから大きく2つのアップデートが行われています。

1.軽量化

Finalmouse社から67gの軽量マウス「Ultralight」が2018年に発売されて以来、マウス業界では軽量化のブームが到来しています。
前モデルKone Pure Owl-Eyeも88gと比較的軽量の部類ではあったものの、軽量重視設計のマウスと比べてしまうとやはりやや重く感じてしまうものでした。
Kone Pure ULTRAでは内部の設計の変更によって66gを実現しています。

2.センサーのアップグレード

従来のOwl-Eyeセンサーでも十分な性能を発揮していましたが、今回はさらに性能の高いOwl-Eye 16Kセンサーへとアップグレードされています。

細かい部分ではケーブルが布巻からビニール系の柔軟性のあるケーブルへ変更、
ソールの形状も変更されています。

ファーストインプレッション

持ち心地はこれまでのKone Pureと同じで、小さいため手によく収まり、非常に握りやすいです。
筆者はKone Pure Opticalから長らく使用しているため、違和感のない使い心地です。

明確に違うのはやはり重量です。
持ち上げたときの感覚はもちろんのこと、マウスを止めた瞬間の慣性力の少なさは軽量マウスの特徴そのもので、大きく体感することができます。

元々Kone Pureの形状は(個人的に)かなり手にフィットしていたので、持ち上げるときの重さによるストレスはほとんど感じていませんでしたが、軽くなった分更にスムーズに持ち上げることができるようになっています。

表面に穴が多く開いているタイプのマウスでは強く握るとたわむ感触がありましたが、Kone Pure ULTRAではたわむことがなく、かなりしっかりとした作りです。

クリックの感触も若干ながら変わっています。
以前のものよりクリック感が明瞭で、柔らかく押しやすいようになっている気がします。

各種持ち方

数秒間手を乗せた後のサーモグラフィー画像です。
手が強く接触していた部分に熱が残ります。

筆者手の大きさ

手長185mm
手幅85mm
手囲195mm

かぶせ持ち

つかみ持ち

つまみ持ち

内部について

マウスの分解(改造)はメーカー/代理店/販売店の非推奨行為になります。
分解(改造)を行うとあらゆるサポートや保証を一切受けられなくなります。
もし分解(改造)を行う場合にはユーザーの自己責任で行ってください。
HID-Labsでは一切の責任を負いません。

  • 基板もかなり小型化されています。
  • USBケーブルのコネクターは横型でホイール下に配置されています。
  • サブ基板はOwl-Eyeに比べ、DPIスイッチが薄いタイプのものに変更されています。
センサーPixArt PAW3381DM-T3QU
MCUHOLTEK HT32F52352
※ARM Cortex-M0(48MHz)
フラッシュメモリーMacronix MX25L4006E
※4MBit = 512KB
メインボタンスイッチOMRON CHINA D2FC-F-K(50M)-RT
ホイールエンコーダALPS EC10Eシリーズ(型番不明)
※高さ9mm
  • 内部構造は全体的に肉抜きが施されています。
  • ホイールもかなりの肉抜きがされています。
  • リブがしっかりと設けられており、十分な強度があります。
  • サイドボタンは溶かして接着されているため分解できません。
  • スイッチ接触部はざらざらとした樹脂が貼りつけられています。

重量一覧

データと検証

これらのデータは当方の手元にある個体での計測値になります。
マウスによっての個体差で全く違う結果が計測される可能性があります。
HID-Labsでは計測結果について精度や信頼性を保証していません。

クリックのフォースカーブ

専用の機材でクリック時の荷重変化を計測しました。
グラフの尖っている部分がクリック時の重さです。
Kone Pure Owl-Eyeは2つの個体で検証しています。

先端クリック時
ホイール横クリック時
計測位置

先端とホイール横のクリックで計測しています。
どちらで計測をしてもKone Pure ULTRAではクリックが軽くなっているのがわかります。


センサー

HID-Labs独自で取得したデータをPCでプロットしたデータです。
マイコンボードと独自のソフトウェアを使用して取得しています。
PCのMouseTesterで計測するよりもインターバル(ポーリングレート)が安定しています。

また、MouseTesterではグラフ上のプロットが拡大されていない状態ではかなり省略されています。
当記事ではすべてのデータをフルでプロットしています。

重大なバグを発見したためMouseTesterのデータをHID-Labsにてグラフ化したデータを掲載しています。
独自マイコンによるデータは後日公開します。

検証PCスペック

CPUAMD Threadripper 1920X
マザーボードASRock X399 Taichi
メモリーG.SKILL FLARE X F4-2933C14Q-32GFX
GPUASUS ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING
SSDWestern Digital PC SN720 3枚RAID0
電源Seasonic Prime SSR-850TD
冷却システム本格水冷

マウスパッドはNINJA RATMAT -者-を使用しています。

400DPI

800DPI

1200DPI

1600DPI

3200DPI

一般的な338X系センサーの性能と思われます。
特に良くも悪くも無いでしょう。

センサーレイテンシー

960fpsスローモーション測定

カメラ単体では撮影不可だったため、専用機材の制作・準備中

専用機材によるマウス間比較測定

マイコンのプログラムに不具合があったため対応中

総評

※不足している各種検証後記述します。

関連リンク・ 購入先

パソコンSHOPアーク 販売ページ

Amazon.jp 販売ページ

ROCCAT公式 商品ページ

株式会社サイズ ホームページ